少しの間なら鍵をかけなくても大丈夫!というのは、もう過去の話となってしまっているようですね。近年では、車上荒らしという犯罪が全国各地で頻繁に発生しているようなのです。しかも、車を家の前に止めて忘れ物を家の中に取りに行って戻ってくるというわずか1分~3分の間に被害に遭ったというのです。
最近ちまたでよく耳にする車上荒らしという犯罪は、車を長時間停止している場合が圧倒的に多いようなのですが、鍵が掛かっていない場合も3割~4割という高い被害確率なのだそうです。何故高いのか泥棒の立場に立って考えるとよく分かることなのですが、施錠してある場合には窓ガラスを割るなりドアをこじ開けるなりの手間が掛かりますが、無施錠の場合には何の努力も必要ありません。しかも、わずか1分とか2分くらいで車の中身を強奪することが可能です。また、車の窓ガラス越しに外から中身が一目瞭然です。カーナビや高級バッグなど高価そうな物が外から見えるようであれば、被害に遭うリスクが相当高くなると言えるでしょうね。そうしたことを考慮した場合には、少しの間なら大丈夫という考え方は危険と言えるのでしょうね。
とくに近年の車には、キーレスエントリー搭載車が増えています。そうした車の場合には、車に鍵が掛かったのかどうかを確認する必要があるでしょうね。あるいは、駐車場に車を止める際には、車内を空っぽの状態にしておくのが最も被害に遭う確率も少なくなるでしょうね。ただし最近の車には、警報装置が標準装備されていることが多くなっていますね。私の車には、警報装置の標準装備はされていないのですが、カミさんの車には標準装備がされています。従って、以前カミさんの車の運転席の取っ手を鍵を持たずにカチャカチャといじっていたら、大きな音で警報装置が鳴ったことがありました。しかも、すぐに鳴り止まないので近所に対して、随分恥ずかしい思いをしたことがありましたね。